1:目的は明確に

1:目的は明確に

まっすぐに伸びる白線皆様こんにちは。
いきなりですが、「ホームページ制作会社って多過ぎてどこの会社が良いのかわからない」と思ったことありませんか?

今日は、TKエポックのコラム第一弾として、
目的を明確にして"あなたに適した制作会社"を見つける方法」を物語を介して説明したいと思います。
ホームページ制作で失敗しないためにも、是非参考にしてください。

まず、なぜ「目的を明確にして」なのかと言いますと、ずばりホームページ制作の第一歩でやるべきことが「ホームページを作って何を成し遂げたいのか?」という目的を明確にすることだからです。ホームページ制作会社への発注も目的を明確にしてからにしましょう。

物語(ヘッポコリフォームの失敗事例)

まずは以下の物語をお読み下さい。
目的が曖昧なままホームページを作って大失敗したヘッポコリフォームという架空の会社の物語です。この物語はフィクションですが、十分に起こりえる内容となっています。

東京のベッドタウンであるヘッポコ市に、設立10年、従業員5名のリフォーム会社「ヘッポコリフォーム」がある。
ヘッポコリフォームの社長は「いまの時代、ホームページくらいは作らないとなぁ」と思ったことから、ヘッポコ市にあるホームページ制作会社の中で一番安かったところにホームページを作ってもらうことにした。
完成したホームページは安く作ってもらった割りにはデザインもかっこよく仕上がっていたので、社長は「このデキならホームページから新しいお客さんが来ることも期待できるぞ」っと気分がよくなった。

〜〜半年後〜〜

しかし、待てども待てどもホームページからのお問い合せは来ない。
従業員や取引先との話にホームページの話題が上ることもなくなっていたので、社長はもはやホームページの存在を忘れかけていた。

と、そこに一つの噂が入った。
最近、ヘッポコ市の隣町に勢いのあるリフォーム会社があるのだが、そこはどうやらホームページを使ってどんどん集客しているみたいだと。
社長は、さっそくインターネットでそのリフォーム会社のホームページを確認してみた。
すると、デザイン自体はヘッポコリフォームのホームページと遜色ないが、とにかく毎日毎日ホームページを更新しているではないか。
社長は「このままじゃいかん」と思い、「自社のホームページも更新できないか」と制作会社に相談してみることにした。
しかし制作会社には、一回の更新ごとに1万円かかると伝えられた。
これでは毎日更新し続けるには、毎月30万円が必要になってしまう。
とてもじゃないが払えそうにない。
それでは自分で更新するシステムを組み込めないかと相談をすると、CMSという更新システムを入れることで自分で更新できるようにはなるが、そのためにはホームページを丸々作り替えるのと同額の料金が必要だと言われてしまった。

〜〜1年後〜〜

結局ホームページはそのままにすることにした。
作ったばかりのホームページを更に作り替えるほどの予算を組めるはずもなく、完全に放置状態である。
一方、隣町のリフォーム会社は半年たった今でも勢いはとまらず、今では隣町だけではなくヘッポコ市においても一番知名度のあるリフォーム会社となっており、ヘッポコ市からも多くの発注を受けているようだ。

どうでしょうか?
ヘッポコリフォームは隣町のリフォーム会社にヘッポコ市のお仕事を取られてしまいました。
この物語はフィクションでしたが、現実世界でもインターネットを活用して勢力を伸ばしている会社が多く存在する以上、このような物語が、あなたの会社に起こってしまう可能性は十分にあるのです。
(逆に言えば、あなたが隣町のリフォーム会社のようにインターネットを活用して勢力を伸ばすこともできるということです)


ここからは、実際に「目的を明確にしてあなたに適した制作会社を見つける方法」を解説していきます。最後には、ヘッポコリフォームのサクセスストーリーも用意しておりますので、何卒お付き合い下さいませ!

1:目的なくして成功はなし

ヘッポコリフォームと同じようにホームページを作る目的がぼんやりした状態で制作会社に発注される方はとても多いです。しかし、こうして作られたホームページでは成功できません。

もし今あなたが「ホームページを作りたい!でも作る目的って言われるとはっきり答えられない」と感じているのであれば、制作会社へ発注をする前に、まずは目的を明確にするようにしてください。

2:全ての人は目的を無意識に考えている

無意識の領域とは言っても、急に目的を明確にしろと言われてもなかなか分からないものですよね。

でも、目的は誰にでも必ず存在します。
全ての人は目的を無意識に考えているのです。
ただその目的が明確にならないだけなのです。

3:ホームページの3大目的

以下はホームページを制作する際の代表的な3つの目的です。
今現在、目的が明確ではない方は参考にしてみてください。
おそらくどれかに当てはまると思います。

■会社の信用のため

ウェブで集客するつもりはないけれど、会社の信用のためにホームページは持ちたいという方に当てはまる目的です。
「会社の案内用」、「名刺代わり」と考えている方もここに当てはまります。
ホームページのメインターゲットは「取引先候補」になります。

■集客のため

ホームページを通して集客、顧客開拓をしたい方に当てはまる目的です。
「お店の認知度アップ」、「自社商品/サービスのプロモーションをしたい」という目的もここに含まれます。
ホームページのメインターゲットは「自社の商品やサービスに興味を持っている人(顧客候補)」になります。

■人材採用

ホームページ上で人材募集をしたい方に当てはまる目的です。
ホームページのメインターゲットは「求職者」になります。
以上がホームページの3大目的です。
あなたの目的はどれに当てはまっているでしょうか?
3つ全ての目的を達成したいという方もいらっしゃると思いますが、目的はできるだけひとつに絞るようにしてください。
もちろん全ての目的を100%達成出来るようなホームページを作ることができれば、それに越した事はないです。
ただ、WEBの世界では多くの人が特定の目的を達成するためにしのぎを削っています。
新規参入者が一朝一夕で全ての目的を達成出来るほど甘くは有りません。
どれかひとつに絞れない場合には、せめて優先順位を付けるようにしましょう。

ちなみにヘッポコリフォームの目的はどこに当てはまると思いますか?



正解は「集客のため」でした。
ヘッポコリフォームの社長が、隣町のリフォーム会社に対抗しようと思ったのは、内心では「もっと知名度を上げて、お客さんを増やしたい」という集客への思いがあったからではないでしょうか?

4:目的を明確にして、あなたに適した制作会社を選ぶ

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「なんとなくホームページを作りたい」という気持ちのままで制作会社を選ぼうとすると、制作会社を選ぶ基準が、「費用」や「デザイン」だけになってしまいます。これは次回のコラムで説明しますが、ホームページを「費用」や「デザイン」だけで選ぶと、後々「失敗したなぁ」と思う結果になることがよくあります。

一方、目的が明確になりますと、あなたに適した制作会社を見つけることができます。

■目的から制作会社を見つける手順■

手順1:インターネットで絞り込む
  1. 「ホームページ制作」+「目的」 + 「業種」で絞り込む

    まずは「ホームページ制作」+「目的」 + 「業種」の合計3つのキーワードで検索してください。
    ヘッポコフォームの社長であれば、目的が「集客」で、業種が「リフォーム」なので、「ホームページ制作 集客 リフォーム」というキーワードになります。
    ちなみに、なぜ「業種」を含めたかというと、「どの業種でも集客は得意です!」と言っている制作会社よりも、「私達はリフォーム業の集客が得意です!」と言っている制作会社の方が、その業種に精通している可能性が高いからです。

  2. 検索結果の制作会社を発注候補に入れる

    検索結果の上位5社をピックアップして発注候補に入れます。
    もし、制作会社が1つも見つからなかった場合は、キーワードから「業種」を外して再検索し、検索結果の上位5社をピックアップしましょう。

  3. 「ホームページ制作」+「目的」 + 「業種」+「市区名 or 都道府県名」でさらに絞り込む

    もし「ホームページ制作」+「目的」 + 「業種」の合計3つのキーワードで多くの制作会社が見つかる場合は、「ホームページ制作」+「目的」+「業種」+「市区名 or 都道府県名」の合計4つのキーワードでも検索してみてください。
    ヘッポコリフォームの社長であれば、
    「ホームページ制作 集客 リフォーム ヘッポコ市」というキーワードになります。
    こちらも検索結果の上位5社をピックアップして発注候補に入れます。

手順2:会社の状況を詳しく伝える
手順1で発注候補に入れた制作会社に問い合わせをします。
問い合わせをする場合は、「集客をしたい」という要望とともに、「業種」や「会社規模」、「予算(※1)」、「やる気(※2)」など、あなたの会社の状況がわかる情報もできるだけ伝えるようにしましょう。
制作会社はあなたから頂いた情報をもとに提案内容を決定します。
問い合わせ時に会社の状況をできるだけ詳しく伝えることで、制作会社からトンチンカンな提案をされないで済みます。

(※1)やはり予算は一番気になるところでしょう。予算内に収まらない制作会社では話になりませんが、予算内に収まるのであれば、提案内容を最優先にしましょう。間違っても安さの追究には走らないよう気をつけて下さい。

(※2)「やる気」とは「ホームページ運用に会社としてどのくらいの時間や人材を掛けられるか」っていう意気込みのことです。
「やる気」を伝える理由は、例えば「ホームページ完成後はWeb担当者を設けて、毎日更新します!」というのと「ホームページ運用に時間や人材を掛ける余裕はありません」というのでは、制作会社の提案内容が変わってくるからです。もちろん「やる気」は、有るから良いとか無いから悪いというものではありません。会社の状況を考慮して決めてください。

最終的に発注先をどこにするかは、制作会社からの提案内容で決めるでしょうから、あなたの会社の状況をできるだけ詳しく伝えて、できるだけ良い提案をもらえるようにしましょう。
以上の2つの手順であなたに適した制作会社を見つけることができます。
これは「費用」や「デザイン」だけで制作会社を選ぶ場合と比べても、間違いの無い制作会社選びといえます。

5:目的を明確にすることは制作会社とハッピーな関係を作る第一歩

Three coffee cups with heart shaped shadowsそれと、これは制作会社側の意見なのですが、お客様である発注者が目的を明確にして、制作前に要望をちゃんと伝えてくれることは、制作会社にとってもありがたいことなのです。

なぜかというと、制作前に要望が少ないお客様には、制作後に要望(修正依頼)を沢山出してくるお客様が多いからです。
修正依頼が簡単なものであれば良いのですが、場合によっては、ゼロから作り直さないと対応できないような修正を依頼される方もいます。こういった場合、追加費用が発生してしまうか、最悪の場合、制作自体が打ち切りになってしまうこともあります。

発注側としても制作側としても、これだけは絶対に避けたいですよね!

まとめ

  • ホームページを発注する前に目的を明確にする!
  • 目的は誰にでも必ず存在する!
  • 目的が明確になると、あなたに適した制作会社を見つけられる!

物語(ヘッポコリフォームの成功事例)

最後は、ヘッポコリフォームのサクセスストーリーです。
ヘッポコリフォームの社長がホームページを作る目的を明確にして、適切な制作会社を選ぶことで、どのような良いことが起きるかを表現した物語となっています。ではお読み下さいませ!

ヘッポコリフォームの社長は「ホームページを作って、集客を計りたい」と考え、同じ町にあるホームページ制作会社に発注することにした。その制作会社は、他の制作会社に比べても、「リフォーム業の集客」を一番得意としていたからである。
完成したホームページはデザイン面でいうと、他のもっと低料金の制作会社と大差ないものであった。
しかし、自分自身でホームページを更新できるシステムが組み込まれていたり、アクセス解析をもとに毎月制作会社からのアドバイスをもらえたりと、集客に特化した作りになっていた。
ヘッポコリフォームは、社員の持ち回りで、その日の仕事内容をほぼ毎日ホームページにアップするようにした。
週に1回はリフォームに関するまめ知識や施工事例などもホームページに載せていった。

〜〜半年後〜〜

ホームページを通じて毎月2,3件のお仕事を受注できるようになった。
ホームページが完成してから最初の4ヶ月目まではお問い合せこそあったものの、ホームページからの受注件数は0件のままだった。しかし、4ヶ月目についに初受注をすると、それからは毎月2,3件受注できるようになったのである。
そんな折、最近、隣町で勢いのあるリフォーム会社がホームページを使ってどんどん集客していることを耳にした。
さっそくそのリフォーム会社のホームページを確認してみると、ヘッポコリフォーム以上のペースで、とにかく毎日毎日ホームページを更新しているようだった。
社長は「これはやばい」っと思い、制作会社に相談してみた。

ちなみに、制作会社には毎月コンサルティング費として1万円支払っており、週に1回は相談に乗ってもらっていた。受注がなかった最初の4ヶ月もめげずにホームページを更新し続けることができたのは、制作会社から「ホームページのアクセス数が順調に伸びていること」や「検索順位が上がってきていること」を定期的に報告してもらい、励ましてもらっていたからである。

制作会社に相談すると、さすがリフォーム業の集客を得意としているだけあって、適切なアドバイスをしてくれた。
「どうやら隣町のリフォーム会社は、ホームページ上ではリフォーム全般をまんべんなくアピールしているようなので、ヘッポコリフォームではあえて外壁塗装(=家の外壁を塗装し直すリフォーム)に一点集中してアピールしてはどうか」というものだった。
たしかにヘッポコリフォームでは外壁塗装を得意としている。
それにヘッポコ市では外壁塗装の需要も多いため、経営資源を一点集中させるだけの価値が外壁塗装にはある。

さっそく、外壁塗装のまめ知識や施工事例をアップするなど、外壁塗装に特化した更新を始めることにした。

〜〜1年後〜〜

半年前から外壁塗装の問い合わせが増えはじめ、今では外壁塗装の発注も月に2,3件はもらえるようになった。
外壁塗装で顕著な存在になったことで、副次的な効果として、室内リフォームの依頼も増え始めた。
その後もヘッポコリフォームの勢いはとまらず、今ではヘッポコ市だけではなく隣町においても一番知名度のあるリフォーム会社となっている。
社長は意気揚々と語る。
「今後はインターネットからの受注を倍増させるために、ホームページをリニューアルしてサイト規模を拡大するつもりだ。あわせて従業員を増やすための採用サイトの制作も考えている」と。

ヘッポコリフォームの成功は(書いた自分が言うのもなんですが)羨ましい限りですね。
目的を明確にすれば必ずしもヘッポコリフォームのように成功できるというわけではありませんが、最低でも目的を明確にすることで"ホームページ制作会社の選び方"で失敗することはなくなると思います。
ですので、ホームページを作りたいと考えている方は、まずは目的を明確にしてください。

この記事が皆様の参考になれば幸いです。


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